1953-03-06 第15回国会 参議院 通商産業・経済安定連合委員会 第4号
○参考人(進藤武左衞門君) 只今お話の高碕総裁と高橋通産大臣との非公式の話は私は詳細を知りません。併しあの当時新聞でよく言われたのは、トンネル会社と申しますか、金融会社的な性格のものであるか、或いは実際建設の責任を以てやるかということが中心問題として多く取上げられておりましたが、我々はこの法律に忠実に従うということをあの当時申上げてあります。その後会社が責任を以て建設するという建前を以て今進んでおります
○参考人(進藤武左衞門君) 只今お話の高碕総裁と高橋通産大臣との非公式の話は私は詳細を知りません。併しあの当時新聞でよく言われたのは、トンネル会社と申しますか、金融会社的な性格のものであるか、或いは実際建設の責任を以てやるかということが中心問題として多く取上げられておりましたが、我々はこの法律に忠実に従うということをあの当時申上げてあります。その後会社が責任を以て建設するという建前を以て今進んでおります
○参考人(進藤武左衞門君) 開発会社で例えば石狩川の幾春別を開発会社でやるという場合にはあらかじめ幾春別に対して開発会社の事務当局と意見の交換をいたしておりまして、大体私のほうでやろうということになれば下打合せ程度のことはやつております。併しその前の実は幾春別以前の問題は、会社ができましてから審議会が数回かございましたが、大体審議会で御決定のものを会社が引受けるということになつております。併しそれから
○参考人(進藤武左衞門君) 御承知のように、法律では審議会のメンバーに電源開発会社の総裁は入つておられませんからして、正式の発言は表向きはできないわけですが、併し会社といたしましては、できるだけ我々の意向も尊重して頂きたいということで、総裁は審議会には出席しております。そして意見を聞かれるたびに会社の意見を申上げております。それからなお事務当局とはしよつちう連絡いたしまして、そうして当局の意向も伺い
○参考人(進藤武左衞門君) 補償の問題でちよつと申上げたいと思いますが、先ほどの御説明でちよつと落しましたが、水没地帯の補償問題は、今後会社の仕事をやつて行きます上において非常に重大な問題でございます。この対策に今いろいろ苦心をし検討いたしておりますが、我々といたしましては、先般通産省でおきめになりました補償要綱によることは当然でありますが、併し地元の水没のかたの協力を得、つまり同意を得るということが
○参考人(進藤武左衞門君) お答えいたします。セメントの問題は御承知のように、殊に佐久間に対しましては、多量にセメントを要しますし、さつき永田理事から御説明申上げましたように、工期もできるだけ短縮したいと考えまして、セメントに対しては万全の措置を講じたいということでいろいろ検討いたしておつたわけでありますが、幸い磐城セメントが豊橋から佐久間に行く途中の金指という所で工場の計画をいたしておるわけであります
○参考人(進藤武左衞門君) 私進藤でございます。只今から電源開発会社発足以来の会社の動き、特に今委員長からお話のありました人員構成の問題、それから調査の状況、業務の運営状況等につきまして申上げます。 御承知のように電源開発株式会社は、電源開発促進法に共きまして昨年の九月十六日に創立いたしまして、すぐさま小石川の一丁目にございまする前の日本発送電株式会社の事務所を拝借いたしまして業務を開始したわけです
○証人(進藤武左衞門君) 電力再編成審議会の仕事になりますが、その仕事をやつておる間は審議会の意見を尊重するという建前で参りましたからして、審議会に対しまして、政府としては別に意見を述べておりません。ただ電力局が事務局的立場ということで、資料の提出その他のお手伝をやつておりまして、これは電力局の小室電政課長が主として当つたのであります。併し司令部との交渉の大筋は、前大臣がおやりになりましたが、その他細目
○証人(進藤武左衞門君) 二月九日の省議におきまして、正式に再編成案の決定というまでに至つておりません。二月十五日におきましては、答申案に対しまして、司令部からこれは困るというお話がございましたので、松永案を骨子といたしまして、先程前大臣からお話がありましたような案を司令部に出したのでありますが、その骨子は、今度の再編成におきまして一番問題になりましたのは、現在電力がなかなか足りない。その融通をどうするかという
○証人(進藤武左衞門君) 私は昨年の五月二十五日に、日本発送電の副総裁から資源庁長官を拝命いたしました。只今稲垣さんからお話のございましたように、本年の二月十七日まで資源庁長官として在職いたしておりました。その間の電気事業再編成に対するいろいろの問題は、只今前大臣からお話のありましたことで、特に私から附加えることはございません。大臣の御趣旨によりまして、できるだけ早く再編成を成し遂げたいということで
○政府委員(進藤武左衞門君) 電力料金の改訂につきましては、只今物価庁の第三部長から経過をお話の通りでございますが、実は電気料金が非常に安いためにいろいろ、例えば工作物の補修でありますとか、或いは石炭の獲得等に支障がございますので、できるだけ早くこの改訂をいたしたいと考えまして、今年度に入りまして四月以降改訂を実はいろいろ要望して参つておつたわけでありますが、大体今までの電氣料金は、いわゆる政策料金
○政府委員(進藤武左衞門君) 特別鉱害復旧臨時措置法案の提案理由を御説明申上げます。 只今議題となりました特別鉱害復旧臨時措置法案について、その提案理由を御説明いたします。 この法案は、いわゆる「特別鉱害」の復旧に関する臨時措置について規定したものであります。そこで先ず特別鉱害とは、いかなる鉱害を指すかと申しますと、法案第三條第一項各号に該当する鉱害でありまして、且つ第二条第二項に明かにしてありますように
○説明員(進藤武左衞門君) 増資につきましては、実は料金がはつきりしてからと思いますが、今申上げたように、金はなかなかはつきりした見返資金がないと拜借できません。増資をしたいと思いまして、大体今週ぐらいには早く増資をしたいということで、今手配を進めつつあります。今はつきり確定しておりませんが、そういうことで今金融筋と話をしております。準備中であります。
○説明員(進藤武左衞門君) 負債は電氣事業で六十億ぐらいあると思います。その中で毎月々々締切によつて多い少いはありますが、大体六十億ありますが、そのうちの一番大きいのは配炭公團に対する日発の石炭であります。これが約三十七億ぐらいあります。併しその月分を引きますというと、十八、九億はどうしても拂わなければならん。これは政府から嚴重な御命令がありまして、我々も手配いたしておるのでありますが、日発から申しますというと
○説明員(進藤武左衞門君) 当面の問題につきましては、日発で作りました資料をお手許に差上げてございますから、これを御覽願いたいと思いますが、先程電力局長からお話のありましたように、昭和二十三年度の発電力量は、昭和十八年が日本の電氣事業始まつて以來の最高記録でありましたが、それと殆んど同じ計算によりましては少し突破したという最高記録を出しておるわけであります、これは勿論非常に水の状況もよかつたし、又石炭
○証人(進藤武左衞門君) 日本発送電の進藤でございます、只今から電氣事業の、特に当面いろいろな問題を控えておりますが、当面の問題につきまして御説明申上げます。政府御当局、國会などに対する事者としての要望の意向も合せて申上げたいと思います。 最初に申上げたいと思いますのは、これはお願いでありますが、電氣事業、つまり電力が日本の経済復興に非常に重要な仕事をやつているということで、我々は電源の確保に全力
○説明員(進藤武左衞門君) 昨年度は出炭量も豫定通り行かなかつたために、一番大きい需要だつた電力の方への配炭を食つたという結果だろうと思います。
○説明員(進藤武左衞門君) 進藤でございますが、佐々木委員長から電氣事業の諸問題について話をしてくれというお話がございましたのでありますが、實はプリントか何か用意してお手許に差上げて置きますとはつきりしますが、ちよつと間に合いませんので準備も不行屆で誠に相濟みません。電氣事業の極く最近のいろいろ逼迫した状況がございますから、こういうふうな點を主としてお話申上げたいと思います。 我々電氣事業に携つておりますものは